2022年度 公益社団法人 いわき青年会議所
第18代理事長 松崎 慎弥

2022年度いわきJC基本理念
想いを繋ぐ人財による力強い「いわき」の創造

2022年度いわきJC基本方針
1.次代を築き上げる力強い組織づくり
2.未来を考えられる青少年の育成
3.共創によるいわきの創造
4.時代に即した組織運営 

2022年度スローガン
希望溢れるいわきを創造しよう
~想いが未来を切り拓く~

【はじめに】 
 私は2013年に入会し、入会当初は何の考えもなく世間知らずのただ一人の会員でしたが、様々な先輩諸兄や仲間との出会いが私を変えてくれました。JCは地域に対して単なる奉仕をする組織ではありません。JCは地域の課題に対して真摯に向き合い、地域に対して意識の変革をしていく組織です。私自身もJCに所属して前向きに意識が変わった一人であり、仲間や地域の未来を想う心を9年間の様々な活動を通して学ぶことで成長をさせて頂きました。
 
近年、私たちが住むいわきだけではなく、日本中、世界中を震撼させている未曾有の疫病、 新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより底の見えない混沌とした社会情勢が続き、 収束の見えない状況が続いています。私たちJCは第二次世界大戦後間もない、焼け野原となった苦難に満ちた時代に「新日本の再建は我々、青年の仕事である」と志を掲げこの日本にJCが設立され、全国各地にJC が誕生してきました。日本にJCが設立され約70年が経過した現在、私たちの生活に甚大な影響を与えているこの状況を創始の想いを持って乗り越えていかなければなりません。
 どんなに時代が変化しても私たちの故郷に対する想いは変わりません。そして、様々な価値観や個性を持つ仲間とともに力を合わせ、より良いいわきを創りあげていくことは責任感ではなく私たちの使命であります。さらに、暗い社会情勢や様々な制限がある時代のなかであっても、私たちは地域に対して明るいビジョンを示していくことで希望が溢れる力強い、いわきを創造できると信じています。

【次代を築きあげる人財育成と組織力強化】 
 JCIいわきは「いわきの広域性、多様性を最大限に生かし、ほかのどのまちにもない、 誇りを持てるたった一つのいわきを創り上げたい」という創始の想いのもと、いわきに5つあったJCが合併し、2005年に創立されました。そして、合併した当時は200名以上の会員が所属していましたが、現在は100名を切り減少の一途を辿っています。 
 会員の減少には社会情勢の変化や価値観の多様化、会員がJCの魅力を伝えることができないなど様々な要因がありますが、私たちは社会により良い変化をもたらすことができるリーダーの輩出を継続していかなければなりません。そして、地域や市民の皆様から選ばれる組織であり続けるとともに、より力強い運動を展開して存在価値を高めていきましょう。また、入会から卒業まで活動期間が4年未満という会員が多いなかで、組織の存在意義や考え方を理解することが必要となってきます。そして、JC運動の価値と本質を理解する ことができれば、会員の活動が今まで以上に活発になり、組織力の向上へと繋がっていくと考えます。私たちは様々な活動を通じて地域から必要とされる人財へと成長し、地域により良い影響をもたらすことができる組織です。そして、成長できる機会を存分に活かしていくことで組織力を向上させ、会員一人ひとりが誇りを持つことできる組織を作り上げていき ましょう。 

【未来に向けた人財育成】 
 現代社会において技術革新によりAIやIoTが実装され、私たちの生活や働き方に大きな変化がおきています。また、これからの未来を生き抜いていく子どもたちは、技術革新が進む社会において、今から様々な技術に触れて身近に感じ、理解をしていかなければなりません。そして、新しいことに興味を示すことで、自分の周りに気になることがあれば自ら進んで理解をしようという行動を起こすようになります。私たちは、変わりゆく社会のなかでも自ら考えて、判断をして行動ができる子どもたちを育んでいきましょう。子どもたちの可能性は無限大であり、私たちは子供たちに対して変わりゆく社会のなかでも明るい未来が描けるようにしていきましょう。 

【地域を未来へ繋ぐ】 
 2014年に地方創生の取り組みが始まり、自分たちのまちは自分たちで活性化をしていかなければならない時代となりました。しかし、2020年に起きた新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより地域経済や私たちの暮らしまで影響が出ております。そして、地域のお祭りや行事は、中止や規模の縮小を余儀なくされ、まちに活気がなくなってきてい ます。まちに活気を取り戻していくためには市民の皆様のまちに対する想いが一つとなったまちづくりをしていくことが必要であり、行政や関係諸団体とJCIいわきが連携をして市民の皆様を巻き込んだまちづくりをしていかなければなりません。そして、市民の皆様にまちづくりの当事者意識を持って頂く事で、まちに対する思いやりを育み、まちの新たな魅力の創出や郷土愛の醸成へと繋げて参ります。自らがまちの事を考えて能動的に行動できる市民を増やしていくことでいわき市の活性化へと繋げ、希望溢れるいわきを創造して いきましょう。 

【安心・安全な生活】 
 いわき市は東日本大震災や令和元年東日本台風など様々な災害を経験してきました。し かし、私たちは災害がいつ起こるかわからない状況で迅速に行動することができるでしょ か。迅速に行動するために平常時から自助・共助・公助をしっかり考え行政、関係諸団体とともに連携を深めていかなければなりません。そして、私たちは連携体制の構築や強化を図るために有事の際に何ができるのかを明白にして、日頃から有事の際の支援体制を備えていかなければなりません。 
 私たちが経験した災害を風化させることなく、防災・減災に対する意識を持ち続け、災害に強いまちを創り未来に繋げていきましょう。 

【時代に即した情報発信と組織運営】 
 私たちの身の回りには日々、処理できないほどの情報があり、新聞やテレビ、SNSを通じて様々な情報が更新され発信されています。私たちが行う事業の情報を常に発信していなければ、地域に届くことはありません。私たちの運動をより強く展開していくためには、 情報を常にアップデートして、運動の意義や魅力を効果的に発信し、地域から共感を得られるようにしていきましょう。 
 また、私たちは社会情勢によって参集が叶わない状況であっても会議運営と事業を展開し、運動を発信してきました。そして、これからも柔軟に変化に対応できる組織でなければ今後、生き抜いていくことができなくなります。時代に即した組織運営をしながら、どんな変化が起きても柔軟に対応することができる力強い組織を築きあげていきましょう。 

【福島ブロック協議会と連携】 
 JCIいわきは福島ブロック協議会の役員をはじめ多くの出向者を輩出してきました。 出向とはいわきにいるだけでは出会えない志を同じにする仲間と互いに成長できる魅力があります。さらに、全国各地にある青年会議所という組織のスケールメリットが感じられ、 自分の視野を広げられる機会でもあります。また、本年度は福島ブロック協議会の会長を輩出する年となり、より多くの会員が出向する年でもあります。私たちは出向者を全面的にバ ックアップしていくとともに、強く福島ブロック協議会と連携をしてくことで、JCIいわきの組織力強化と活性化へと繋げてまいりましょう。 

【結びに】 
 将来の予測がつかない社会のなかで、明るい豊かな社会を追い求めることは果てしない挑戦です。しかし、私たち若い世代が地域の課題解決を諦めてしまったら今後、誰が地域を想うことができるでしょうか。私たちは、どんな困難な時代であっても、地域の課題に対して挑み続けていきます。そして、誰もが希望を持てる地域を創り出し、私たちの想いで地域の未来を切り拓いていきましょう。

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