開催要項

 

主 催:公益社団法人 いわき青年会議所

開催趣旨:「いわき光のさくらまつり」は過去8回開催され、これまでふるさとへの想い、復興への願いを込めて毎年満開の光のさくらを咲かせてまいりました。

新型コロナウィルスによる混乱の最中ではありますが本年は、震災から10年を迎えた節目の年でもあります。震災風化を防ぐためにも、今改めて「震災を忘れない」という視点が必要とされております。復旧から復興へ、そして復興から創生へ時代が移りゆくなかにおいても、震災から得た経験や知識を、いわき市民とこのまちに住むすべての住民が持ち続けることで、真に災害に強いまちを創り上げることが可能になります。そのためにも、いわき市民と双葉郡の方が誰もが笑顔になれるふるさとに思いを馳せる機会を創出すべく「第9回いわき光のさくらまつり」を開催致します。

点灯期間:2020年12月5日(土)~2021年1月11日(月・祝)

17:00~23:00の間点灯

場 所:いわき駅前30m道路

内 容:いわき駅前にある樹木を活用し、震災の風化をさせないそして未来に繋ぐ希望の光として「光のさくらまつり」を桜色のLED電球で装飾します。

問合せ先:公益社団法人いわき青年会議所 事務局 事務局対応時間 (平日11:00~15:30)

第9回いわき光のさくらまつり開催にあたり、
いわき市長 清水 敏男様、
富岡町町長 宮本 皓一 様、よりご挨拶を頂戴しております。

 

いわき市長あいさつ

 

「第9回いわき 光のさくらまつり」が開催されますこと、心よりお祝い申し上げます。

本年も、いわき駅前大通りのけやき並木が、浜通りを代表する桜の名所「夜ノ森の桜並木を彷彿とさせる、美しいイルミネーションの光で彩られますこと大変うれしく思っております。

本事業の実現にご尽力を賜りました、いわき青年会議所、南双葉青年会議所の皆様に、心から敬意を表しますとともに、ご協賛、ご協力を賜りました関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。

「いわき光のさくらまつり」も、今年で9回目を迎え、いわきの冬の風物詩としてすっかり定着いたしました。

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでとは違った、新しい生活様式を求められるようになりました。

先行きの見えない不安から、疲労を感じている方も多くいらっしゃることと思います。このような中にあって、この美しい桜のイルミネーションの光が、新型コロナウイルスの早期収束と浜通り地区の早期復興に向けた光のエールになることを期待するとともに、普段とは違った生活様式に疲れた方々の心の癒しになればと心から願うばかりです。

さて、来年3月には、東日本大震災の発災から10年を迎えます。

本市におきましては、今後も、ふるさとを離れ、市内で生活されている方々を支えながら、いわき市民との交流を促進するとともに、浜通り地区全体の復興が早期に成し遂げられるよう皆様と連携しながら取り組んで参りますので、皆様には、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、いわき青年会議所並びに南双葉青年会議所の益々の発展と、本日お集まりの皆様のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げ、あいさつといたします。

 

令和2年12月5日

いわき市長 清水敏男

 

富岡町長挨拶

 

本年も、「光のさくらまつり」が盛大に開催されますこと、

心よりお祝い申し上げます。

また、震災後より、当町を代表する「夜の森の桜並木」をイメージした美しいイルミネーションを実施していただいていることに感謝申しあげます。

富岡町は、平成29年4月に帰町を開始し、住居や医療、商業施設などの生活環境の向上への取り組みに尽力しています。

また、今年3月にはJR常磐線全線再開通しなどにより、町民の帰還や新たな町民の居住、そして交流人口の広がりが生まれております。

しかし、未だ帰還困難区域は残っており、令和5年春の解除に向け引き続き、全力で取り組んで参ります。

このような中、現在も5,400人の町民がいわき市での生活を送らせていただいており、町のシンボルで町民のほこりである「夜の森の桜」に強い思いを抱いております。

多くの方が、ふるさと「とみおか」を感じられる「光のさくらまつり」の開催に、改めて厚く御礼申し上げます。

富岡町でも冬のイベントとして、今年から桜並木のイルミネーションを実施いたします。ぜひいわき市民の方も当町に足をお運びいただき、イルミネーションと当町の復興の様子を感じていただけますと幸甚であります。

結びに、いわき市並びにいわき青年会議所並びに南双葉青年会議所の益々のご発展と、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。

令和2年12月5日

富岡町長 宮本 晧一