理事長所信

長谷川純一郎
2017年度 公益社団法人 いわき青年会議所
第13代理事長 長谷川 純一郎

● スローガン

未来を見据えて夢を創る 弛まぬ挑戦 確かな前進

 

●はじめに

私は2005年にいわき青年会議所に入会し、それまで内向的な性格であった私が、その年その年の様々な経験を多くの先輩方や目的を同じにする仲間たちと共有しながらJC活動を続けてきました。いわき青年会議所での活動と仲間たちの存在を除いて、今の自分自身を語ることはできません。私はJCに入会して初めて故郷を考え、そして、そこに住む誰かの幸せを願うようになりました。これからも私はJCでの活動を通して故郷を考え、そして愛し、支え合える仲間を増やしていきたいと考えています。

 

●この時代の青年として

ここいわきに青年会議所運動の火が灯されて50有余年。多くの先輩方が青年としての知恵と情熱を注いで今の故郷の形があります。私たちも今を預かる青年の責任としてこの時代の故郷を想い、大いなる責任を胸に朗らかに前のみを見据えて歩みを進めていきたい。

「震災からの復興は我々青年の責務である。」

東日本大震災から5年を経過し、被災地の多くは震災以前よりも活力ある故郷を取り戻すべく歩みを進めています。我々の故郷いわきにおいても、地震・津波・原子力発電所事故、そしてそれらが起因する風評被害からの脱却を図るべく様々な取り組みや活動がなされてきました。その根底にあるのは、安心した生活を愛する人たちと送るための基盤を確固たるものにしたいという想いであると思います。その想いが自分自身だけに向けられるものではなく、市民一人ひとりのためのものであり、その想いをより良い形にして後世に繋げて行くことは今を生かされる私たち青年の責任であると考えます。

 

●たくましいまちづくり

我々の故郷いわき市は国のエネルギー政策の転換により、石炭のまちから工業のまちへと転換しようと14市町村の合併を行い、昨年市制施行50周年を迎えました。そして今、国の地方創生が叫ばれる中、我々はより良いまちを創るために、故郷の独自性を我々だけではなく、多くの方々と共に磨いていかなければなりません。私は市民一人ひとりが文化的な生活を享受できる環境が整っているまちこそが良いまちであると考えます。安定した雇用環境が整い、人生を生きる上で必要な知恵を得る教育が受けられ、そして充実した余暇を過ごせる。そんなまちの環境を整える運動をこれからも行っていかなくてはなりません。

そのためには我々が所属する会員企業の発展はもとより、故郷の文化伝統を支える企業や、震災後の時代に則した新分野での活躍が見込まれる企業が融和する地域産業の振興を図る必要があると考えます。

また、地域の発展を考える上では、市民一人ひとりの故郷を想う意識も向上させていかなければなりません。地域の様々な問題をいわきに住むすべての方が認識し共有する。そして、その改善に向けて一丸となって取り組む時、我々の地域は他のまちにも負けないたくましい風土を持った魅力あるまちを確立できると信じます。

さらに、市民がこの地を愛するためには歴史・文化に根差した郷土芸能や他のまちには無い文化を更に浸透させ、故郷を誇れる環境を整えて行かなくてはなりません。そしてその文化を広く発信し、多くの方々がこの地を訪れ、人と人とが触れ合える機会を創出する事を更に行っていく必要があると思います。

この様に、現在いわきに住む方々が自身の住むいわきを愛し、育む。そして愛するいわきの良さを広く発信し、他の地域の方々との交流を図る活動を通じて、この地域の発展に繋がる運動を展開してまいります。

 

●たくましい人財づくり

青年会議所はその最大の特徴として40歳での卒業があげられます。その卒業までの一年一年で様々な役職を経験し、卒業後もそれぞれの地域で活躍できる人財となるべく仲間と切磋琢磨しながら、自身の成長を続けるための場であると思っております。我々は故郷を想う気持ちに卒業は無く、入会中はその活動の意味を考え、公益的な視点を身に付ける必要があると考えます。社会的に高い立場を有する者であるからこそ、その責任の重さを理解し、その力の使い道を正しく考えられる様にならなければなりません。

そのためには、会員には様々な機会に積極的に参加する中で生まれる気付きを大事にして欲しいと思っております。青年会議所は会員の成長を約束する場ではありません。積極的に参画して自分自身で成長を掴み取る事を肌で感じて、そして会員同士で共有して欲しいと願っております。

また、その様な強い気概を持った会員が多く集った時、我々の運動は底を見ない力を発揮すると思います。我々のいわきJCは5JCが統合し発足して以来、県下最大の規模で運営を行い、その力はたくましい故郷を創造するための運動を支えてまいりました。これからも青年の力を結集し、地域社会の発展のための活力とならなければなりません。

 

●今を預かる責任

私たちがJC活動を通じて、自身の成長を図りながら、地域を考えられる環境に浴する事が出来るのは、未来を見据えて活動を行ってきた先輩方がいるからに他なりません。我々も未来の青年達から今を預かっている意識を持って、より良い形でいわきJCを残してまいりましょう。

また、未来の青年を健やかに育むために、故郷の良さを知り、そして故郷に住む人を愛していける環境を与えてまいりましょう。少子化、核家族化、情報化など社会情勢の変化により、子ども達は地域との繋がりが薄らいでしまっております。しかし、子ども達自身の成長しようとする力は今も昔も変わらないはずです。我々は、その力を引き出し、これからの地域を担う新しい芽として、その芽を大事に育んでまいりましょう。

 

●さいごに

この地域をたくましくするのは誰であるのか。この時代を未来へ繋いでいくのは誰であるのか。

私たちJAYCEEです。

私たちはJAYCEEであることに誇りを持ち、この時代を預かる責任を胸に前を見据えて一歩を踏み出そう。

「一歩を踏み出せる人間は次の一歩も踏み出せる」

 

●2017年度いわきJC基本理念

心が通うJC運動による、たくましい「いわき」の創造

 

●2017年度いわきJC基本方針

1、知識と意識が伴った人財による力強い組織の確立

2、文化・特性を活かした魅力ある地域の再興

3、多様な個性が共感を広げる次世代社会の構築

4、伝統と挑戦が調和する進化した組織運営

公益社団法人 いわき青年会議所 2017年度
第13代 理事長 長谷川 純一郎