いわき青年会議所とは

創立宣言文

広大な海と豊かな森に恵まれ、陽光が燦々と降り注ぐここいわきを共通のふるさととする我々青年が、一つの理想と使命感を持って共にこの一歩を踏み出した。
我々は、いわきの広域性、多様性を最大限に生かし、ほかのどのまちにもない、誇りを持てるたった一つのいわきを創り上げたい。
我々は、多くの同志との絆と切磋琢磨により、ゆたかな人間力を築き、進取の気性を持って、社会の先導者として、未来への旗を掲げていく。
明るいゆたかな地域社会、平和と繁栄に満ちた国家と世界の実現をめざし、ここにいわき青年会議所の創立を宣言する。

いわき青年会議所設立について(2004年8月28日)

1.設立の概要

8月28日の創立総会で定款、諸規則、役員、事業計画、予算等を採択し、組織としてのスタート。
その後、(社)日本青年会議所に入会申請、福島県に対し社団法人の認可申請を行う。
(年内に手続き完了の見通し)
現在の5JCは年内一杯存続し、その後解散。
現在のいわき5JC会員数 約240人(今年4月現在)
2005年1月1日で最大200人規模のJCとなる。
全国700余りのJCの中で、20~30番目の規模になる見通し。東北では仙台JCに匹敵する規模に。
事務局:いわき市小名浜字辰巳町43-1 いわき・ら・ら・ミュウ2F(現磐城JC事務局)
初代理事長:黒須正浩(現いわき平JC副理事長)

2.設立の経緯

1962-1964年にいわき5JCが相次いで設立(いわき市合併の直前)
設立当初からJCの一本化を論議してきたが、実現せず

1996年 いわき5JC理事長連絡協議会に「2005年委員会」設置(5JC合併を議論)
1997年        〃       「21世紀委員会」設置
1998年        〃       「21世紀委員会」設置(5JCミニブロック化の提案)
1999年        〃       「まちづくり委員会」設置(規約等の整備)
2000年 いわき5JC協議会の発足。
2002年 いわき5JC協議会「まちづくり委員会」で5JC統合を議論。
年度末に5人の理事長が「2002年度5JC宣言」に調印
「われわれ5JCは、『可能性あるいわき』を共通のふるさととして認識し、未来につながるまち
づくりのために、新たな形の創造をここに宣言する」
2003年 いわき5JC協議会「いわき創世委員会」で5JC統合を議論。
5JCすべてでいわき5JCの統合、または一本化を総会決議。
2004年 いわき5JC協議会に「いわきJC設立準備室」を設置。統合に向けた準備を進める。
3月5日、「いわきJC設立準備委員会」を発足(新JCの母体。5JC全メンバーが参加)
5月8日、(社)日本青年会議所に設立申請書を提出。

〈今後の予定〉

2004年 9月、(社)日本青年会議所に入会申請書を提出予定。
同月、福島県に社団法人認可申請を提出予定。
12月、(社)日本青年会議所から入会認承を受ける予定。
2005年 1月1日 (社)いわき青年会議所としての正式スタート
(時期未定) (社)日本青年会議所の認承伝達式を挙行予定

3.設立の目的

・オールいわきの視点からまちづくりに取り組む(別紙参照)
・より広域で大規模なJCをつくることにより、会員の資質向上、交流の拡大を図る。

新LOMのビジョン《まちづくりの視点》

 5市9町村の大合併により、いわき市が誕生したのは1966年。いわき市は新産業都市に指定され、東北最大の工業都市として発展してきた。明るいひらがなの市名、全国有数の広域性は、いわき市の大きな特色だった。しかし合併後も旧5市の地域割りの発想は解消されず、各地域のバランスをとるようなまちづくりが行われてきた。いわきの広域性、多様性を生かしたダイナミックなまちづくりを阻害してきた「地域の壁」こそが、いわき市の最大の問題である。

 いわき5JCはいわき市の誕生に先駆け、旧5市に産声を上げた。そのため、各LOMは地域に密着したまちづくりにより様々な成果を上げた一方で、JC自身が旧5市の枠組みを越えることは困難だった。JCメンバーが市内各々の地域のリーダーであればこそ、その意識や発想に壁があれば、それはいわき全体のまちづくりの壁にもなりかねなかった。

 一方、近年各地でまちづくり市民会議等の新たなまちづくり組織が誕生してきた。ここにはJC・OBも多数参加し、新たなまちづくりの動きとして注目を集めている。これらの組織はいわき市とまちづくりのパートナーシップ協定を結ぶなど、地域のまちづくりに特化した活動の中で、ユニークで実効性のある施策を展開している。これはある意味でJCの長年のまちづくり、ひとづくりの成果と言えるが、地域のまちづくり団体としてのJCの位置づけはあいまいなものとなりつつある。JCはまちづくりにおいて新たなテーマを見出し、いわきの中で新たな役割を担う団体へと脱皮する時期に来ていると言える。

 こうした中、これからのJCは、地域密着のまちづくりを転換し、①いわき全体を総合的な視点で見た上で何を優先すべきかを提案するまちづくり、②いわきのダイナミズムを発揮できるような広域にわたるまちづくり、③いわきの中に点在する様々な要素をつなぎ合わせ、ネットワーク化することでより大きな力を生み出すまちづくりに取り組む必要がある。日本社会全体が長らく厳しい経済状況の中に置かれ、地方都市の多くは疲弊している。いわきもまた、自分の力でまちを再生し、活力を取り戻さなければならない。そのとき、JCだからこそなし得る地域での役割があるはずである。

 いわきの陸の玄関口であるいわき駅前、いわきの文化の核にしようとしている文化交流施設、建築物として県内唯一の国宝・白水阿弥陀堂、千年の歴史を誇り「三函の湯」として知られる湯本温泉、特色ある水族館として全国から注目を浴びるアクアマリンふくしま、物流基地としての発展を図る小名浜港、鮫川や田人などの貴重な自然環境、奥州三古関の一つである勿来の関…。いわきには魅力的な資源が数多く存在する。それらをどう生かし、まちづくりに結びつけていくか、「いわき」という視点の中で見えてくるものが必ずあるはずだ。

 新LOMが掲げるべきJCの基本理念は、「『いわき』という視点の中でまちづくり、ひとづくりを進めるJC」である。その大きなコンセプトの中で、具体的なまちづくりのグランドデザインが必要である。新LOMを立ち上げるプロセスの中で、長期的なスパンで取り組むまちづくりのテーマを早急に作り上げる必要がある。