3月30日
まちなかの水道などのインフラも復旧しつつあり、
今週からは、大手の企業さんたちも動き出しました。
ガソリンスタンドの渋滞は相変わらずですが、
昨日より小名浜港へ大型タンカーが入港していることもあり、
渋滞が解消される見通しがたって参りました。
スーパーなども開き始め、一般の市民の皆さんは、
以前ほどの食料不足からは解放され、日常を取り戻しつつあります。
心配なのは、取り残されている、お年寄りの皆さんの生活です。
本日は北から、物資を積んで現場をみて参りました。
四倉に差し掛かると、津波の被害の惨状が目に飛び込んできます。
画像は、まだオープンしたばかりの 四倉「道の駅」です。
そこから、物資が行き届いていないと思われる久之浜地区へ足を踏み入れました。
津波による被害は甚大で、想像を絶する世界です。
ここは原発30㌔圏内のため、避難所はありませんが、
この地域へ残っている住民の皆さんはおります。
現在、行政が動いていない地域の為、心配しておりましたが、
久之浜1小にて、地域の皆さんが中心となり、しっかりとした
コミュニティが形成されており、びっくりさせられました。
こちらでは独居老人の皆さんの状態まで把握しており、
配給物まで届けるなどの活動を住民の皆さんだけで行っております。
協力する事はないですか?
必要な物資はないですか?
との問いかけにも・・・
必要最低限のものは頂いているし、電気も水道も出る。
必要以上に甘やかさない方がよいとの事・・・
大変たくましく、ごもっともな意見に感服致しました。
その後は、なんと広野町役場まで視察し、
久ノ浜の津波の惨状を見て
いつもの支援活動を再開致しました。