7月14日、ワンダーファーム森のキッチンにて、7月例会が開催されました。
新入会員認証伝達。
今月はこちらの5名の方が伝達を受けました。
今月のテーマは「想いを伝えるチカラ」と題しまして、会場として使用させていただいた、株式会社ワンダーファーム 代表取締役の元木寛君を講師にお招きし、事業が行われました。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、元木君はいわきJCのメンバーでもあり、現在いわきの農業を盛り上げるべく活躍している、時の人でもあります。
今例会の会場であるワンダーファームは広大な土地に建てられており、その立ち上げまでの話や、JCで学んだことなどをお話いただきました。
まずは趣旨説明。例会委員会 今野麻未君。
続いて元木君のセミナーが始まりました。
農業人口の約8割が65歳以上という高齢業界であることに加えて、東日本大震災で原発事故での風評被害など、いわきの農業は大きなダメージを受けました。
しかし元木君は、「農業は作るだけではなく、新しいイメージを持ってもらいたい」ということと、「若い人が元気に働ける場所」そして「双葉郡の人といわきの人が共に働ける場所」を作りたいという思いから、このワンダーファームの事業が始まったそうです。
しかし、その道のりは簡単なものではなく、市や地権者や様々な皆様と話し合いを重ねて、重ねて、重ねて…ようやくスタート。
そこで大切だったのが、「想いを伝えるチカラ」。
ただの話術だけではなく、「相手に物事を正確に伝えるチカラ」。
相手の気持ちを読み取り、相手の気持ちをこちらに向かせるための「相手を想うチカラ」。
「相手に自分事化させるチカラ」
「人との繋がりを大切にするチカラ」
が大切であると、自身の経験を交えて話していました。
そして何より、「想いを伝えるチカラ」で大切なこと。それは、「相手の心を震わすこと」。
さらに元木君はJCで得たことについても様々な事例を交え話してくれました。
不可能を可能に変えてきた元木君だからこそ話せるその内容に、参加メンバー一同聞き入っていました。
最後に、今月27・28日に行われるいわきJCの事業、「第2回いわきの魅力を学び隊」がワンダーファームで行われますので、そちらのPRもしっかり行い(笑)、セミナーは終了いたしました。