9月18日、いわき市立中央台南小学校体育館にて、『災害に強いまちとなるための防災訓練』が開催されました。
東日本大震災から5年という月日が過ぎ、人々の暮らしも落ち着きを取り戻しつつありますが、4月に起こった熊本地震のように、またいつ災害に見舞われるかわかりません。
東日本大震災の経験を活かし、様々な災害に対応するために、私たちは常に災害というものに意識を置き、平時からしっかりと備えをしておかなければなりません。
そこで今回、私たち市民が災害に強い町を作り上げるための意識向上を目的として防災訓練を開催いたしました。
当日は、乾パンや保存用のようかんなど、実際に防災グッズを手に取るなど体験しながら進めていきました。
大きく2部構成で開催いたしました。
司会進行は、副委員長の草野祐介君
まずは共生推進委員会 副委員長の佐藤弘幸君より趣旨説明
【第一部】 講話「災害が起きた際の対応とこれからの私たちの暮らしを考える」
まず日本防災士会の藁谷俊史様よりご講演いただき、非常持出品など実際に写真を交えながら教えていただくなど、
すぐに活用できるものを中心にお話しいただきました。
【第二部】 カードゲーム形式の避難所運営訓練
避難所運営訓練は、カードを用いて行いました。
この訓練は、実際に自分たちが避難所運営をする側となったとき、とのように運営をすればよいか学べるだけでなく、
複数の意見をまとめたり、様々な考えを学ぶことができるものです。
まずは避難所運営訓練のやり方を共生推進委員会の志尾幸春君より説明。
そして、高橋大吾君の司会進行のもと進められていきました。
そして、最後にはグループごとに発表をし、どのような運営をしたのか情報共有の場としました。
グループによって判断の仕方が異なったり、情報の受け取り方が異なったりするなど、運営サイドの人によってこんなにも状況が変わるのか、ということを知ることができました。
最後に、共生推進委員会 委員長の山口宗之くんより総括があり、防災訓練は終了いたしました。
当日はあいにくの大雨となりましたが、お足元が悪いなかお越しいただきました市民の皆様、
誠にありがとうございました。