4月15日
今日も朝から、多くの被災者の皆様が基地を訪れています。
振り返ってみると・・・
この基地を中心とした支援活動も約1ヶ月の歳月が流れようとしております。
震災当初と比べると、大分「まち」の雰囲気も、
被災者の皆様を取り巻く状況も変わって参りました。
震災当初は、その日食べる物も無く、毎日慌ただしく無我夢中で
食材の確保など、忙しい毎日を過ごしておりました。
私自身、全てに於いて、この初めての事態に不安で夜は眠むれない
毎日を過ごしながらの支援活動でした。
現在は、だいぶ気分的には余裕が出てきましたが・・・・
冷静になればなるほど・・・現在の社会情勢・・・
そしてこれからの未来の厳しさを突きつけられます・・・・
避難者の皆様も全ての方ではないですが、
悪く言えば、わがままになってきている事を感じます。
決して悪い意味ではないです!!それだけ心に余裕がでてきたのでしょう!!
逆にそれを感じると・・・我々の支援活動は無駄ではなかったと
感じさせられるところでもあります。
そろそろ我々も次のステージへ立とうと思います!!
それは、経済の復興です!!
これなくして「いわき」の本当の復興はありえません!!
明日は、被災者の皆様を迎えての「花見イベント」のお手伝いです!!
がんばっぺ いわき
そして、常磐地区では、本日も給水作業が行われました。
昨日水汲みに来てくれた勿来工業高校野球部のメンバー5名が
自ら率先してお手伝いに駆けつけてくれました。
希望ヶ丘団地前では、坂道を重たい水を背負って帰っていくお年寄りがたくさんいました。
外壁が崩れたり、看板が曲がってしまったお店もありましたが、元気に営業してました。
午後2:00からの桜ヶ丘団地ではすごい数の行列ができてました。
勿来工業の生徒たちは黙々と作業をこなしてました。
明日もお手伝いに来てくれるそうです。
ありがとう。