武田教授の講演会内容を打ち出ししてみました。
講演会 第1部 ダウンロード【Word文章】
講演会 第2部 ダウンロード【Word文章】
講演会 アンケート結果 ダウンロード 【Word文章】
(当日、会場内にて皆様にアンケートをしてもらった物を集計しました。)
6月5日
本日は、いわきJC主催による武田邦彦教授の講演会です。
誘導係の蔵野さん
案内係の西本さん
整理券の列です
注意事項等を案内する山崎副理事長
午後3時、整理券配布が始まりました。
事前アンケート 教授へ聞きたい事の集計作業
客様の誘導手順確認中
本日司会の長谷川専務
武田邦彦教授講演会 原子力問題
~いわきと子供たちの未来のために今、私たちにできること~
ちょっとドキドキのまま当日を迎えました。
会場は500名を超える、市民の皆様で埋め尽くされています。
武田教授といえば、辛口でかなり発言内容も過激ですし、
学校給食の問題で、いわき市長が抗議文を送った相手でもあります
まずは、いわきJCとしてこの事業に至った経緯とスタンスを簡単にお話させて頂きます。
理事長挨拶
東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、
いわき市民・福島県民の皆様は、極度の不安と混乱に陥りました。
放射能問題に関しても、様々な教授や専門家が、
それぞれ違う見解を示している中、我々地域の大人は、
自分の家族や子供を守る手段として、自分で様々な情報を得て、
最後には、自己責任のもと子どもたちに対する判断をしなければならない
そんな状況であるのではないかと考えます。
それには、様々な情報を得る機会が必要なのではないでしょうか!?
国は現在、我々被災地を置き去りにしたような、永田町のドタバタ劇など、
本当に原発周辺地域で暮らす我々の事を考えているのかと疑いたくなるような
状況でもあり、刻々と時間だけが過ぎております。
そんな中で、この状況を打破するには私たち地域の大人が、
これらの情報をしっかりと見極めた中で、
自らの責任のもと判断し行動していかなければならないのではないでしょうか。
本当の結果がでるのは・・・5~10年先かもしれません・・・
我々いわき青年会議所は、政治や経済を始め全てに於いて「中立」という立場です。
今回も講演会もどちらの味方でもありません。
我々は国政選挙や組長選挙などで、公開討論会などを開催しておりますが、
今回もまさに同じで、市民に対する「選択」の機会を提供しているだけです。
そんな中で、その情報の中の一つの尺度として、
震災以降一貫して、独自の見解や主張を発信してきた
武田邦彦教授の話を聞く事により、皆様の不安を少しでも取り除き、
子ども達などに対する判断の、材料の一つを提供することが出来るのではないかと考え
今回の事業を開催することに至っております。
実際の講演会の内容は・・・・
多分、皆さんのイメージとは全然違います。
過激な内容は殆どありません。
本当に、子供たちの未来を考える日本のおとうさんですね!!
非常に前向きで、色々なアドバイスを頂きました!!
簡単に言えば・・・
いわきは全く危険ではないという事です。
ただ、放射線量が中途半端なので、地域の大人が一体となり、
除線をする努力をし、更に放射線量をしっかり下げて、
子供たちの未来を守って欲しいということです。
農業などに関しても、同じ見解でした。
いわきの線量なら、本当に土の表面を少し取り除くぐらいで、
全く問題無いという事でした!!
一番重要なのは、この1年以内にしっかり除線すれば、
本当に綺麗なまちに戻るし、放射線は1年数センチ土の中に下がっていくので、
やらなければ放射線はそのまま残り、除去が難しくなります。
色々な見解がある中、
1年1ミリシーベルトまでが国際基準で、日本の法律だとう見解から
100ミリシーベルトまで大丈夫という政府系の見解までありますが、
色々な情報を取り入れ、勉強し地域の大人として、親として、
何を「選択」していくかは、
地域の子供たちの未来を担う皆様です。
ただ、子供たちの未来を守る(地域の未来を守る)という意味では、
厳しい情報をクリアし、努力を惜しまない事に関しては、
私は大賛成です。
そして、今回の講演会の一番の成果は・・・・・
参加して頂いた皆様に「安心」という気持ちと、一つの尺度として、
「子供たちの未来の為に踏み出す一歩」を持ち帰っていただけた
という点では、非常に大きな成果があったと感じます。
別会場にモニタールームを設置したのですが本会場で間に合ったみたいです。講演が終わる頃には10~20名は居ました
講演終了後
講演会の後には、武田教授も参加しての懇親会も開催されました。
サプライズでは・・・武田教授の誕生日を祝い
ケーキが登場してきました~~~~