4月14日土曜日 ティーワンビル内 いわき市生涯学習プラザ 中会議室
「みんなで手をつなごう!まちの未来を考えるワークショップ」開催
この度、公益社団法人日本青年会議所東北地区協議会(以降、「東北地区協議会」)主催により「まちの未来を考えるワークショップ」が
いわきの地にて開催されました。
我々社団法人いわき青年会議所も今回のワークショップ成功のために市内から一般参加者の募集等に参加協力しました。
東北地区協議会では、故郷東北を元気にするための「自立した新東北」再建ビジョン」の策定を本年計画中であり、このビジョンは、東北に
暮らす私たちがお互い助け合うことで、いかなる困難にも負けない強い地域になることを目指すもので、今回、ビジョンを策定するための
一つのアプローチとして今回のワークショップを開催するはこびとなりました。
これは東北6県各地で行われ、今回のいわき開催は最終の第6回目の開催会場となる。各開催地および協議会活動内容は下記を参照ください。
第1回 2月4日(土) 青森県三沢市
第2回 2月12日(日) 宮城県仙台市
第3回 2月25日(土) 秋田県大仙市
第4回 3月17日(土) 岩手県奥州市
第5回 3月31日(土) 山形県東根市
第6回 4月14日(土) 福島県いわき市
東北地区協議会ホームページ http://www12.jaycee.or.jp/2012/tohoku/
各開催地の選考はそれぞれ異なる地域特性のもとに選考され、いわき市は「東北最大の工業都市」として開催の対象とされました。
ワークショップにおける参加対象者も各地域に住む
「学生」
「一般サラリーマン」
「女性」
「会社経営者」
「行政およびボランティア団体関係者」
など、多岐にわたるジャンルから人数をほぼ均一になりまして、会場内では3つのテーブルにて様々な意見の交換が行われました。
様々な意見の一部として
「放射線や地域医療に関する安全と安心が確保された笑顔あふれる誇れるまち」
「被災地復興のため交通網、行政機能の整備された新首都いわき構想」
「レジャー充実・雇用創出・防災確保。高齢者生活安全されたまちいわき」
をはじめとして多くの意見が出されました。
今回の参加者からの感想としては、
「いわきの復興に関して自分の意見を他人に発言したというのは初めてです。結構楽しかったし、少し気分もすっきりしました。」
「学生として社会人の方々の前でいわきの未来について発表する機会を与えていただけたのは貴重な経験でした。」
「子を持つ母として、いわきで生活するにあたって心配や不安が多く、マイナスの考えしかできていなかった。
今回、いろいろな角度からいわきを語り、考えることができて、希望が持てました。」
「学生や主婦の方とたくさんディスカッションできて、いわきの未来を考えるにあたり、とても参考になった。
また、学生の方が前向きでとても明るい未来を語っている姿に感動しました」
他、色々な感想をいただきました。
今回の意見は秋口までに「自立した新東北」再建ビジョン」の策定のための参考として役立てられます。
今後その策定されたビジョンが震災により多くの被害を受けた東北のより早い復興のためのステップとなることを期待したいと思います。