2012年度、「いわき青年会議所 グランドデザイン」が策定された事により、私たちは新しい道しるべを得ました。しかし、この大きな目的達成の為に単年度制の私たちは何をしていけばよいのか、他の団体とどのように役割分担・連携をしながら進んでいけば良いのか、戸惑っている会員も多いのが現実です。
グランドデザイン実現のために、これから私たちがどのような戦術（手法）を取っていくべきかを考え、「青年会議所」という団体の持つポテンシャルの高さを学ぶべき時に来ていると考え、今回の例会を開催する運びとなりました
復興計画の中でも大きく取り上げられている小名浜地区については、これまでも「ららみゅう」・「アクアマリンふくしま」などが立地し、さらに現在「緑の大通り」・「東港整備」・「港湾背後地利活用(イオンモール計画)」などの大型開発が進められています。しかし、これらの計画は行政が勝手に決めたものではありません。旧5JC時代の磐城青年会議所の先輩方が汗を流して誘致活動、行政との協働、小名浜をつくる会・小名浜まちづくり市民会議の設立と運営など、非常に息の長い地道な活動の結果です。
この一大計画に旧磐城青年会議所の方々がどのように関わり、今現在もどのように関わり続けているか学び、今、現役世代の私たちがこれからどの様な取り組みを行っていくべきか学ぶ機会とします。
また、その中で青年会議所という団体が、どのような担いを果たすことができるポテンシャルを持っているかを学びます。
講師：いわき商工会議所 小名浜地区委員会 委員長 大橋錦一様
小名浜まちづくり市民会議 会長 作山栄一様
山崎理事長の挨拶
新入会員の紹介
講師としてお招きした左から順に大橋氏・作山氏・高橋氏
大橋氏の講話
作山氏の講話
質疑応答の場面
ＮＰＯ法人 小名浜まちづくり市民会議の《理事長 大橋錦一氏》 《会長 作山栄一氏》 《事務局長 高橋克巳氏》のお三方を講師にお招きしお話をしていただきました。皆さんＪＣのＯＢであり、ＪＣで学んだことがのちのちも活きているとおっしゃっていました。特に印象に残ったのは「失敗も挑戦も若いからできる」 「家族に子供に誇れる活動を」 「活発な先輩がいたことがモチベーションの１つになった。そういう先輩方と話しをする機会を持つのは大切なこと」というお話でした。ワクワクドキドキしながら小名浜というのまちのグランドデザインを作り、そしてその夢見たまちへとどんどん近づいているというお話を聞き、小名浜のまちはＪＣや行政・他団体・市民が一緒になって造ってきたまちだと知り、またＪＣの可能性の大きさを改めて思い知った例会でした。