【報告】 風評被害対策 調布キャラバン隊
先週に引き続き先日4月30日(土)東京都調布市主催の「東日本大震災復興支援チャリティーイベント
「ちょうふ・絆・ぬくもり」IN 市役所前庭に参加していわきの野菜を販売して来ました。
今回のメンバーは箱崎直前と小泉監事、元木副委員長 とまとランドの社員さん2名と私山崎でした。
朝、5時に好間工業団地内の公園に集合し野菜を積込み東京へと出発。
途中道を間違えながらも8時30分には会場の調布市役所に到着。
10時から販売開始でした。
箱崎直前のセールストークのおかげもあり、
トマトは12時には完売、
なめこも12時30分には完売しました。
私たちを悩ませたのが「青ネギ君」でした。他の商品が200円なのに対して、青ネギ君は100円
しかし、なかなか成績が伸びない、なめこ君が全て売れたところでネギ君は100本残ってました。
5時に野菜を持ってきてくれた農家の方に申し訳がたたない
残したままで帰れるはずがありません。何としても全て売りきって帰るという強い覚悟を
持っていた5人は狂ったように青ネギを売り続けました。
そして、気がついたらあと5本
しかしあと5本になってからが売れない、自分で買って500円払いたい衝動に駆られながらも、
1本そして1本と売れ、全て完売する事が出来た時には2時をまわっていました。
我々5名は達成感でいっぱいでした。とまとランドの2人はもう立ち上がれません。
目に涙を浮かべる小泉監事、箱崎直前は他のブースに試食に行ってしまいました。
ここで誤解されないように補足しますが、風評被害対策と被災地への支援を訴える為に我々は行きました。
決して野菜の行商ではありません。
今回のイベントを通じて多くの人と様々な話をさせて頂きました。
地元が福島だとか、親戚がいわきにいるとかいう人が話しかけてくれたり
野菜を買っていただいたりしました。
心がけたことは、悲惨な状況を訴えるのではなく、いわきを含め被災地は明るく元気に前向きに
なんとか立ち上がろうと思って頑張っているという姿を見ることです。
どれだけ伝える事が出来たかはわかりませんし、これが何につながるのかもわかりません。
しかし、何かをしない訳にはいかないという想いでいます。
我々が行っている事はほとんど意味はなくて、焼け石に水な事なのかもしれません。
しかし、決して無駄ではないと思っております。
箱崎直前 小泉監事 ありがとうございました。おつかれさまでした。
元木副委員長 従業員さんを2名も出して頂きありがとうございました。
昨日はいわき・小名浜のボランティアセンターで700名のボランティアがいらっしゃっております。
勿来も含めると1000人を超える方が、被災地の為に汗を流してくれています。
昨日、永崎地区の調査の為に私がお預かりしたボランティアさんは、
3泊の予定で京都から来てくれた学生さんでした。
「どうしてボランティアで参加しようと思ったの?」と聞くと、
「私は学生だし、高額な義援金を送ったり出来ないから」と言っておられました。
立命館大の学生さんでした。
上手くいっていないことも、効率が上がっていないこともたくさんありますが、
復興させようという想いで頑張っている皆さんが全国に大勢いるという事を知ることが出来た
この何日かでした。
長々となってしまいましてすいません
最後まで読んで頂きありがとうございます
山崎