3月15日(火)、いわき市文化センター大ホールにて、3月公開例会「18歳選挙 若い力でいわきを創る!」が開催されました。
今回の例会は今年の夏から選挙権が18歳に引き下げられる、ということもあり、主に高校生を対象に市民の皆様にご参加いただきました。
お忙しい中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は大きく2部構成となりました。まずは主催者挨拶として遠藤理事長の挨拶。
日本を担う10代の皆さんにもっと選挙に関心を持ってほしい。そして、若いうちから意識を持ってほしい。いわきの未来は自分たちの手で作る、という意志を持つ若者が沢山増えることを願っている。今回の例会を身近な人に伝え、議論し、一人でも多く選挙に行ってほしいというお話を頂戴しました。
例会の担当委員会である郷土愛醸成委員会の石井聡君より趣旨説明。
20代の投票率は全体の4分の1という現状を鑑みると、若者が知らないうちに様々なことが決まっていってしまう。新しく有権者になる皆さんに対して、政治や選挙に対して理解を深めてもらいたい、との趣旨説明でした。
そして、第1部として伊藤葵さんより「選挙へ行こう!」というテーマにてプレゼンテーションをしていただきました。
「選挙の投票率の現状」や、「なぜ18歳選挙権に引き下げられるようになったのか」…など、ふと疑問に思う内容から、
「政治っていったい何なの?」「どの政党や候補者に投票すべきか分からない」「候補者を選ぶポイント」などのなかなか具体的に聞けない疑問に対して一つ一つプレゼンテーションしていただきました。
堂々とプレゼンをする伊藤さんの姿はとても立派で、内容も我々の普段の生活に置き換えて言い換えるなど、わかりやすく理解してもらう工夫を多く凝らしたもので、観客の皆さんも話に聞き入っている様子でした。
第2部は、「イオンモール進出と商業活性化対策」というテーマのもと模擬選挙を行いました。
未来の市長選と題して、いわきJCメンバー3名を市長候補者と見立て、公開討論会形式で候補者の意見発表を行いました。
主な議題は、現在小名浜エリアで進められているイオンモールの是非に対して。
イオンモール進出に対して賛否を述べたり、市内の既存店に与える影響や映画館設置についてなど、具体的なところまで踏み込み、高校生に身近に感じていただけるような内容に致しました。
その後、参加いただいた皆様に実際に投票をしていただきました。なんと、今回は実際の選挙で使用する投票箱と記載台を選挙管理委員会からお借りして、なるべく本番に近い形で投票していただきました。
開票に関しても、実際の開票の様子に近づけるよう、不正選挙を監視する「開票立会人」も役を立てて、行いました。
そして、開票結果発表…!!楠候補44票、渡辺候補47票、鈴木候補42票、無効2票ということで、大接戦ではありましたが、渡辺順一君が未来の市長として当選しました!
最後に、郷土愛醸成委員会 委員長の笹原広美君から例会の総括。
この事業をきっかけにひとりでも多くの方に有権者の自覚をお持ちいただきたい。各世代の皆さんが一丸となって、みらいを考えた時、そこに深い郷土愛と、輝かしい発展が必ずある。これからも、そんな運動発信を、皆様とともに続けてまいりたい。
との力強い言葉で締めくくりました。
ご来場いただいた皆様、お忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございました!