6月15日、16日の二日間にわたり、公益社団法人いわき青年会議所青少年育成事業が開催されました。

本事業では子どもたちの主体性を育むため、身近な「食」という切り口から「食産業の最先端」と「古くからの手法や体験に触れる」機会を提供し、子どもたちに自分の興味関心に向かって学びを追求する楽しさを知ってもらうことを目的とし開催いたしました。

【1日目】

がんぷ村にて、かまどを使用しての直火炊飯体験や苗の作付け体験、石臼を使った米つき精米体験等を行い、古くからの手法を実際に体験してもらうことにより、古来の生活習慣がどのように現代の利便性へとつながっているかを経験してもらい、食への感謝や大切さも学んでもらいました。

相馬屋パックご飯工場では、田んぼから採れた米からスーパー等で販売されており、普段何気なく目にするパックご飯になるまでを理解し、現代技術の進歩を肌で感じてもらいました。

また、がんぷ村にて精米した米を利用して糖度を測る体験を実際に行って最先端技術を体験することによって現代の食についての理解を深めてもらいました。

【2日目】

東京大学元教授の芋生憲司様より農業・食品産業の最先端についての講義をいただきました。

また、学んだことを元にグループワーク形式で「食」をテーマとして「私達の考える未来の食文化」について自ら考えたことの成果発表をしてもらいました。

今回の事業をとおして「食産業の最先端」と「古くからの手法や体験」に触れていただいことで、子どもたちが主体性をはぐくみ、新たな夢を持ち、これからの時代を担う人財となる第一歩となっていただけたら幸いです。

今後も我々いわきJCは、未来ある子供たちの成長に繋がる事業を展開して参ります。